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話が伝わらない…を即解決!職場の「PREP法」伝わる話し方トレーニング

話が伝わらない…を即解決!職場の「PREP法」伝わる話し方トレーニング

職場は今日もネタが多い:イメージ

 
 

職場で上司から「結局、何が言いたいの?」「話の結論を先に教えて」と注意されたことはありませんか。一生懸命説明しているのに話が伝わらないのは、あなたの能力不足ではなく、話の「組み立て方」に原因があります。ビジネスシーンでは、最も短時間で正確に要点が伝わる「PREP(プレップ)法」という話し方の型を身につけるだけで、コミュニケーションの悩みは一気に解決します。以下の3枚のカードをタップ(クリック)して、よくある場面の「伝え方クイズ」に答えながら、PREP法の具体的な効果と使い方をチェックしてみましょう。


カードをめくって確認した回答は、どれも「結論」から始まり、その後に「理由」「具体例」「結論の再確認」というステップを踏んでいることがお分かりいただけたかと思います。これこそがビジネスシーンで最も相手に伝わりやすく、ストレスを感じさせない黄金パターン「PREP法」です。


ビジネスの現場で「結論から話す」ことが極めて重要な理由

職場で「話がわかりにくい」と指摘されてしまう人の多くは、起きた出来事を時系列順(起こった順番)に話しています。たとえばトラブルの報告をする際、「昨日からアクセスが多くなっていて、今朝システムを開いたら動きが遅くなって、ボタンを押しても反応しなくて、それで…」と話し始めてしまうパターンです。思い出した順番にそのまま言葉にする方が、話し手自身の脳にとっては負担が少なく楽だからです。しかしこれが、聞き手側には大きな負担となります。

この時系列での報告は、聞き手である上司に対して多大な「脳内処理コスト」を強いることになります。上司は、延々と続く状況説明を聞きながら「で、結局サーバーが壊れたの?設定を間違えたの?今の被害状況は?」と、頭の中で話の着地点を必死に予測し続けなければなりません。忙しい上司にとって、この時間は大きなストレスであり、結果として「結論から話して!」とイライラをぶつける原因になります。

一方で、PREP法を使って最初に「システムが10分前から停止しています」と結論を伝えることで、上司の頭の中に「トラブル発生の受け皿」が作られます。受け皿ができて初めて、その後に続く「原因(理由)」や「現在のエンジニアの動き(具体例)」といった詳細な情報を、迷わずに正しい場所に整理して理解できるようになります。結論を最初に述べることは、相手の思考時間を節約するための最高の思いやりなのです。


約12年の会社員時代に体験した、話が長すぎて怒られたリアル大失敗談

会社員としての約12年間のキャリアの中で、私も最初から結論で話せていたわけではありません。むしろ時系列ですべてを説明しようとして、上司の機嫌を何度も損ねていた「説明ベタ人間」でした。当時の私の大失敗と、そこから学んだ教訓を再現します。

【実務経験の中で、時系列で話して上司を激怒させた会話】
上司
「東堂さん、A社向けの企画書作成の件、進捗はどうなってる?」

東堂
「ええと、昨日開発担当の佐藤さんと打ち合わせをしたのですが、機能の実装スケジュールについていくつか懸念が出てきまして、先ほど別のB社用の資料を見返しながらどう落とし込もうか相談していて…」

上司
「ちょっと待って。佐藤さんとの調整の話はいいから。結局、今日の期限までに企画書は出来上がるの?上がらないの?どっち?」

東堂
「あ、すみません…!今日の夕方までに提出できます。」

上司
「提出できるなら、まず最初に『今日の夕方までに提出できます』と言ってよ。過程はその後で聞くから。余計な話をされると、間に合わないのかと思ってハラハラするんだよ。」

この大失敗以降、私は「自分の言いたいことを順番に話す」のを一切やめました。どんなときも、話す直前に「この話の核心(結論)は何か」を頭の中で反芻し、PREPの順番でしか言葉にしない訓練を徹底したのです。結果として、上司との報連相にかかる時間は半分以下になり、「東堂の報告はいつも早くて的確だ」と信頼を得られるようになりました。


時系列の話し方 vs PREP法の話し方:徹底比較

出来事を順に話す「時系列の話し方」と、結論から展開する「PREP法」の違いを、様々な評価指標で比較しました。いかにPREP法がビジネス効率を高めるかが一目でわかります。

比較項目 時系列(起承転結)の話し方 PREP法(結論ファースト)
話す順番 出来事が起きた順番(背景 → 経緯 → 結論) 結論(P) → 理由(R) → 具体例(E) → 結論(P)
聞き手の脳内負荷 高い(予測しながら聞く必要があるため疲れる) 極めて低い(結論の受け皿に情報を整理して入れるだけ)
会話の所要時間 長い(途中の余計なエピソードが混ざりやすい) 短い(最小限の文字数でコアが伝わる)
適したシチュエーション 雑談、映画の感想、小説などのストーリーテリング 報告、連絡、相談、企画提案、電子メールの作成
第一印象の評価 要領が得られない、感情的な話し手に見える 論理的、仕事の判断が迅速にできる印象を与える

日常業務で即使える!PREP言い換えビフォーアフター表

「結論から話す」を体得するために、職場でよくある場面の「NG表現(時系列・状況のみ)」と、PREP法を意識した「OK表現(結論優先)」を対比してご紹介します。今日からの報連相にそのまま当てはめてみてください。

場面 NGな時系列フレーズ OKなPREP言い換えフレーズ(魔法の返し)
進捗状況を聞かれた時 「ええと、データを見ながら入力しているところで、もう少しで整理できそうです」 「現在進捗率は8割です。データ入力中で、本日の17時までには完了して提出いたします」
会議の出欠を聞かれた時 「その日は顧客とのアポが入るかもしれなくて、調整中なので状況が変わったら連絡します」 「現時点では欠席の見込みです。14時に顧客訪問があるためです。決定は水曜に連絡します」
承認をもらいたい時 「この資料の誤字脱字チェックをお願いしたいのですが、内容を見ていただけないでしょうか」 「企画書の承認をお願いします。最終ページに佐藤さんの承認が必要なためです。確認は3分です」

ポイントは、一言目に必ず「結果(進捗率、出欠見込み、アクションの要求)」を持ってくることです。詳細の補足やプロセスは、上司に聞かれてから答えるか、二言目以降に付け加える程度で十分に伝わります。また、このPREP法は口頭の会話だけでなく、チャットツール(Slackやチャットワークなど)のメッセージや、業務メールの作成時にも極めて有効です。件名や冒頭の1行目で結論を明確にしておくことで、相手はスクロールする前に用件を正確に理解でき、業務の処理効率が格段にアップします。


まとめ:話す前の「10秒の沈黙」が、あなたの伝える力を飛躍させる

PREP法を使いこなす最大のコツは、上司の問いかけや自分の報告のタイミングで、すぐに口を開かないことです。一歩呼吸を置き、頭の中で「この話の最も重要な『結論』は何か?」を10秒間だけ自問自答して整理します。

話が伝わらない人の多くは、頭で考えながら同時に話し始めてしまうために、言葉が整理されずに出てきてしまいます。まずは「結論を一言で言うなら何か」の定義を作ってから話し始める。この小さな習慣を繰り返すだけで、あなたの言葉は驚くほどシンプルになり、職場で「圧倒的に仕事ができる人」としての信頼関係が築かれるようになるはずです。

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